私は白鳥 翼の折れた白鳥と”おじさん”の奇跡の物語

監督:槇谷茂博

出演・白鳥撮影:澤江弘一

2021年11月27日(土)
ユーロスペース、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか
全国順次公開
11月20日(土)富山県・ほとり座 先行公開

NEWS

「私は白鳥」東京舞台あいさつが決定

11月27日(土)より公開します「私は白鳥」の舞台挨拶イベントが渋谷・ユーロスペースにて決定しました。
監督の富山・チューリップテレビ槇谷茂博氏とTBSテレビプロデューサー刀根鉄太氏らによるトークショーになります。是非、感動ドキュメンタリーの撮影秘話と動物愛そして大自然のお話に触れて下さい。

場所 ユーロスペース http://www.eurospace.co.jp
日時 11月27日(土) ①10:00の回 ②12:30の回 *トークショーは上映後
11月28日(日) ①10:00の回 ②12:30の回 *トークショーは上映後
料金 一般通常料金
予約受付 11月24日(水)午前0時より27日のチケットを予約受付開始(劇場HPにて)
来場の際はコロナ対策について劇場HPのご確認の上、ご参加をお願いします

「私は白鳥」富山・ほとり座
舞台挨拶のお知らせ

11月20日(土)より先行公開されます富山・ほとり座で2週にわたり舞台挨拶イベントを行います。
既に11月20日(土)、21日(日)の舞台挨拶付き上映は予約終了となっております。27日(土)、28日(日)は予約受付中です。是非、富山市近郊の皆様、お待ちしています。

劇場 ほとり座 https://hotori.jp
イベントスケジュール 11月20日(土)、21日(日) 10:00〜
11月27日(土)、28日(日) 10:00〜
*なお当日券などは直接劇場にお問い合わせ下さい。

INTRODUCTION

雄大な立山連峰を背景に
繰り広げられる小さな命の波瀾万丈。
‟たとえ飛べなくなっても
白鳥は懸命に生きている。
その命を楽しんで欲しいんです。”

秋が深まると北陸・富山県にはシベリアから 800羽を超える白鳥たちが越冬のため飛来し、やがて春が訪れると再び海を渡りシベリアへ帰っていく。2018年の春、翼が折れて飛べなくなり、たった一羽で富山に取り残された白鳥がいた。それを見つめる一人の男性、澤江弘一さん(当時57歳)。白鳥たちの美しさの虜になり、ビデオカメラでその姿を記録し続けてきた澤江さんは、傷ついて一羽になった白鳥に毎日エサをやり、見守り続ける。「なんとか生きのびて、また冬に仲間の白鳥と再会してほしい」。
けれど自然界は弱肉強食、甘くはない。しかも富山の猛暑を乗り越えた野生の白鳥はこれまで確認されていなかった。あの手、この手、奥の手・・・。
澤江さんと白鳥の命をかけた闘いが続く中、白鳥に全てを捧げる澤江さんが語る。「心の隙間がどういうわけか白鳥の形をしていたようで。」
「私は人間の形をしてますが、自分は白鳥だと思ってます。」「白鳥が白鳥の世話をしているだけなんです。」人間は自然にどこまで介入すべきなのかという葛藤の中、澤江さんは奮闘を続ける。傷ついた白鳥は仲間たちと再会できるのか。そして訪れる奇跡とは。

これは澤江さんと傷ついた白鳥の4年に渡る命の物語。
テレビ放送版と同じく、監督は富山で生まれ育ち地元チューリップテレビに勤める槇谷茂博。映画化にあたっては共に2020年に公開され傑作と話題になった『三島由紀夫VS東大全共闘』のTBSテレビと、市議会の腐敗を描いた『はりぼて』のチューリップテレビがタッグを組んで製作。
傷つきながら過酷な自然界で命を燃やし続ける白鳥と、それに自らを投影し見守りつつ地方都市に懸命に暮らす一人の男性の生き様を通して、
現代に生きる全ての人の心に生命の在り方を問いかける傑作が誕生しました。

翼の折れた白鳥と
”おじさん”の奇跡の物語

COMMENT

[語り]天海祐希

澤江さんの目の輝きの明るさ、この人はなんて愛情深い人なんだろう。

「富山に白鳥が飛来して、毎年会える、こんな奇跡はない」と言った澤江さん。コロナで社会が大きく変わり、これまで当たり前だったことも、実は奇跡みたいなことだったと気が付きました。だからこそ、澤江さんの純粋無垢な想いの美しさに心が打たれ、思わず泣いてしまいました。
世の中がどう変わっても、自分が生きるために必要なこと、何が大切か、何をしたいのか、そのことにブレない澤江さん。複雑な毎日を送る人々にとって、そのシンプルさは憧れを覚えるかもしれません。
祖父母のルーツでもあり、私自身、小学生の頃、毎年夏休みを過ごした富山。新鮮な海や山の幸、静けさがさみしくて怖かったことも、雨や風のにおいも、あそこで経験したことは今でも宝物です。澤江さんの富山弁も懐かしかったです。そうそう、今も富山に住む親戚のおばちゃんが私によく言ってくれていました。「気ぃ付けて帰られ~(気を付けて帰ってね)」と。

富山の美しい景色と、白鳥への想いの詰まった澤江さんの毎日が、私の心を温めてくれて、頑張って生きようと思えました。澤江さん、ひとりもんはさみしいことじゃないですよ。こんなに追いかけられるものがあるなんてすごいことですよ!

[主題歌「スワンソング」]
石崎ひゅーい(Sony Music Labels)

[監督]槇谷茂博

富山市に飛来する白鳥の数を数えるのが趣味で、「自分は白鳥」だというちょっと不思議な澤江さんと傷ついた白鳥との約4年間は“まさか”と“奇跡”の連続でした。日々の記録から見えてきたのは、白鳥の力強い生命力と小さな命も尊ぶ澤江さんの優しさ、そして、厳しい競争の中で、時には孤独を感じながらも、小さな喜びと幸せをみつけ、独りたくましく生きる白鳥と澤江さんの姿でした。
新型コロナで大きく社会が変容し、誰もが不安や生き辛さを抱えています。自殺者も増えています。“生きるって、たいへん”そんな時代だからこそ、何気ない日常の中にある“小さな幸せ”を見出し、白鳥のように、澤江さんのように、運命を受け入れ、今ある命を楽しんでほしいと思います。

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